問題を先送りした格好だけど、今まで労働組合（選手側）とプロ野球組織（NPB）が話し合いのテーブルに付く事など一度もなかった（多分）訳だから、これは大きな前進と見たいですね。

ファンは単純に「ストをやればいい」と思うかもしれないけれど、経営者にとっても選手にとっても、計り知れないダメージがある事を忘れてはいけんません。
金額的にもプロ野球に対する信頼という点でもね。
さらに、一番の被害者はファンであるという事もしっかりと理解していなければいけないでしょう。

日ハム×ロッテなどは、優勝決定戦の権利を得られる3位を賭けて、0.5ゲームでの直接対決の2連戦なのです。
（直接対決はあと残り1試合）
こんな大事な大事なゲームを、ストで流された場合のファンの気持ちはいかがなものでしょうか？
こういう事をだれも言わない事のほうが問題だと思いますがねぇ・・・。

以外だったのはファンの反応。
概ねスト賛成が多かったです。
中日・ダイエー・西武・日ハム・ロッテのファン以外に聞いたのでしょうか？（ははは・・）

ストが行われれば優勝はない、と読売の球団社長が暴言を吐きました。
読売グループというのは、人間のクズの集まりですなぁ。
前オーナーばかりではなく球団首脳、そして監督もそうですね。
監督就任の会見時、前日に監督の要請を受けたと堀内氏は発言していましたが、どうもこれは事実ではないようです。

実は会見の一週間も前に、堀内氏があるOBにコーチの要請をしていた事が漏れ伝わっていました。
普通に考えれば、前日にオファーを受けて次の日に監督の就任会見するというのもおかしな事ですがね。
さらに、出来もしないのに「守りの野球を目指す」などという発言には苦笑を通り越して哀れみさえ感じました。

彼は、どうも選手達に人気がないようですが、なんとなく分かるような気がします。
史上最強打線を有していたにもかかわらず、優勝が絶望となった今、彼は監督の器ではなかった事が証明されてしまいました。