なんかね、すごく晴れやかな気持ち。
心の上の重石が取れる感覚って、本当にあるのだと気がついた。
すごい、不思議な感覚。



「歌姫」という歌がある。
恥ずかしながら、45歳を過ぎてマイフェバリットになった中島みゆきの歌だが、その中にこういう歌詞が出てくる。


♪歌姫  スカートの裾を
 歌姫   潮風になげて
 夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ

 

中島みゆきは北海道の人である。
北海道で「なげる」というと、「捨てる」という意味になる。

「今日ね、ゴミ投げしたらね・・・」

初めて彼女からその言葉を聞いて、ビックリしたことを懐かしく思い出す。



スカートの裾を 潮風に投げる



この微妙なニュアンスは、内地の人間では分からないかもしれないなぁ。
(店主も含めて)
そんなマニアックな歌を作り続けている彼女が大好きだ。
そんな北海道が大好きだ。
そんな・・。

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