愛しいひとへ
人は叶わぬ想いを夢に託す。

どんなに恋焦がれても実現不可能とあれば、空想か夢の世界にその代替を求める。
そして、やるせない苦しい胸の中をただ掻きむしりながら、そこらあたりをのたうち回るのだ。

♪夢でもし逢えたら 素敵なことね
あなたに逢えるまで 眠り続けたい

「夢で逢えたら」の一節だが、そんなことが不可能なことをみんな知っている。
だからこの歌を聴いてみんな涙を流すのだ。


「夢に出てきて欲しいのに あなたは現れてくれない・・」

サーカスの歌で、こういう歌詞の歌があるらしい。
こちらのほうがより現実的で、より悲しい。
「涙はいくらでも出る」ということを知っている人は、とても素晴らしく、人間的にも美しい。

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