第50作 男はつらいよ お帰り寅さん その1
2020年1月14日 映画この映画を観るか観ないか?実はちょっと逡巡していた。
最初は、DVDになってからでもいいんじゃないのかなぁ、という気持ちのほうが強かった。
渥美清が亡くなってから作られた第49作の「特別篇」が不出来だったから、またあんな感じになるのなら観てもしょうがないかも?と。
じゃあなぜ映画館に行ったのかというと、おそらくはこの映画が山田洋次が撮る最後の「男はつらいよ」になると思ったから。
第1作目の封切りが1969年8月27日。
第50作目が2019年12月27日。
50周年であり50作目という、同一映画では不滅の金字塔を打ち立てた彼も、すでに88才という高齢だ。
強欲ジジイは長生きするらしいので(え?)未来のことまでは分からないが、引き際としては最高の舞台を自ら演出したと言っていい(そのために前作から22年も待ったんでしょ?)。
松竹での彼は かつての黒澤明と同じような、殿上人(てんじょうびと)扱いらしいので、鶴の一声で次回作を作ることもできる。
しかし、店主は思う。
偉大な人ほど晩節を汚さないようおすごし下さいね、と。
長くなりそうなので、今日はここまで。
最初は、DVDになってからでもいいんじゃないのかなぁ、という気持ちのほうが強かった。
渥美清が亡くなってから作られた第49作の「特別篇」が不出来だったから、またあんな感じになるのなら観てもしょうがないかも?と。
じゃあなぜ映画館に行ったのかというと、おそらくはこの映画が山田洋次が撮る最後の「男はつらいよ」になると思ったから。
第1作目の封切りが1969年8月27日。
第50作目が2019年12月27日。
50周年であり50作目という、同一映画では不滅の金字塔を打ち立てた彼も、すでに88才という高齢だ。
強欲ジジイは長生きするらしいので(え?)未来のことまでは分からないが、引き際としては最高の舞台を自ら演出したと言っていい(そのために前作から22年も待ったんでしょ?)。
松竹での彼は かつての黒澤明と同じような、殿上人(てんじょうびと)扱いらしいので、鶴の一声で次回作を作ることもできる。
しかし、店主は思う。
偉大な人ほど晩節を汚さないようおすごし下さいね、と。
長くなりそうなので、今日はここまで。
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