昇太が司会者になったことに対して、色々と思うことが出てきたのでちょっと補足します。

新司会者が発表されて、次期メンバーについてたくさんの方が、自分なりの予想や思いをネットに上げているのを拝見しました。
やっぱり「笑点」という番組は、強力なTV番組コンテンツだなぁ、ということを再確認したところです。
当初、昇太の司会者への持ち上がりは、番組の若返りの一環だと思っていたのですが、どうもそんなに簡単な問題じゃないような気がしてきました。
若返りというのならば、メンバー最年少のたい平でも良いですよね。
では、なぜたい平(落語協会)ではなく昇太(落語芸術協会)だったのか?

ここに、メジャーになりすぎてしまった「笑点」の弊害が関係している気がします。
笑点のメンバーの地方公演のギャラはかなり高く設定されているようですね。
それは落語が上手い・下手に関係なく、ということです。
巨大なチカラを持った番組に出演するといことは、落語家人生の収入を大きく変えることになります。
当然、自分が所属する団体の落語家を増やしたい、という気持ちは、誰もが持つ欲望です。
さらには後輩からの推薦やお願い、袖の下なんかもあるかも知れないです。
そこには当然利権が発生します。
視聴率15%を超える番組は、今の時代、もうスペシャルな番組です。
昔の笑点はかなり短期間でメンバーが入れ替わっていました。
そこまで落語家にとって重要な番組では無かったのでしょうね。

日曜日の日記で、店主が予想で拘ったのは、「落語芸術協会の真打ち落語家」です。
つまり、歌丸(落語芸術教会)が辞め、同じ協会の昇太が昇格するのであれば、後釜は当然、同じ協会の若手を希望するし、推薦もするかも知れないと考えたからです。
基本的には、落語協会や五代目圓楽一門会、落語立川流は、よほどのことが無い限り「無い」というのが店主の見立てです。

夢も希望もない予想ですが、黒い大人は「いつも裏読み」をするんですよね~。

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