「三三三九四七〜柳家三三 ありがとう! 四十七都道府県〜岐阜」
2014年12月7日 落語
12月6日 岐阜市文化センター 和室 13時30分~15時30分
前日、地元は20センチの積雪に見舞われた。
ちゃんと三三は来るのかしら?一抹の不安を抱えつつ、車で会場へ向かう。
昨年は平日ということもあり断腸の思いで見送ったが、今回は念願の「初三三」である。
4Fのこじんまりとした会場には、座布団が約60枚、後ろには座椅子が約30席といったところか。人気・実力を兼ねた三三でも岐阜ではこんな程度か、と少し落胆する。
最初の噺は「浮世床」。
本を読む噺(「立て板に水」ではなく「横板に納豆」のあれね)しか知らなかったので、二人の煙管の雁首と吸口を外して、一本は両側とも雁首を付け、もう一本は両側とも吸口にして元に戻すという今回の噺は初めて聞いて驚いた。
まだまだ私は初心者だと痛感。
二席目はそのまま話し続けて「粗忽の釘」。
「浮世床」もそうだったが、時事ネタを絡ませ聞きやすい話にしていた(健さんネタが多かった)。
しかし、釘を打ち付けてしまった隣人に聞いてもいない馴れ初めを語るところで、何回も煙草を吸う仕草をするのはちょっとクドイ演出な気がした。
挙句の果てには、きざみ煙草を詰めて火を付けずにそのまま吸う仕草をしたのには、見ていてあれ?と思ったね。
火が付いていないよと隣人に言わせるのかと思ったけどそれもない。
まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」だ。
ここで10分の休憩。
最後は「二番煎じ」。
これは本寸法で真面目にやった。
以前に扇治(岐阜県出身)さんで聞いたことがあったので、噺は知ってはいたがさすがに寒い風景の描写が半端なく上手かった。
各人の演じ分けも見事。
軽い噺(浮世床)から徐々に会場を暖めて行き、最後はどーんと古典をたっぷり聞かせ切る。
参った。
すごい!師匠!
会場を出ると、またもや吹雪になっていた。
それにしてもチラシの写真。
ほかに無かったのかね?笑
前日、地元は20センチの積雪に見舞われた。
ちゃんと三三は来るのかしら?一抹の不安を抱えつつ、車で会場へ向かう。
昨年は平日ということもあり断腸の思いで見送ったが、今回は念願の「初三三」である。
4Fのこじんまりとした会場には、座布団が約60枚、後ろには座椅子が約30席といったところか。人気・実力を兼ねた三三でも岐阜ではこんな程度か、と少し落胆する。
最初の噺は「浮世床」。
本を読む噺(「立て板に水」ではなく「横板に納豆」のあれね)しか知らなかったので、二人の煙管の雁首と吸口を外して、一本は両側とも雁首を付け、もう一本は両側とも吸口にして元に戻すという今回の噺は初めて聞いて驚いた。
まだまだ私は初心者だと痛感。
二席目はそのまま話し続けて「粗忽の釘」。
「浮世床」もそうだったが、時事ネタを絡ませ聞きやすい話にしていた(健さんネタが多かった)。
しかし、釘を打ち付けてしまった隣人に聞いてもいない馴れ初めを語るところで、何回も煙草を吸う仕草をするのはちょっとクドイ演出な気がした。
挙句の果てには、きざみ煙草を詰めて火を付けずにそのまま吸う仕草をしたのには、見ていてあれ?と思ったね。
火が付いていないよと隣人に言わせるのかと思ったけどそれもない。
まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」だ。
ここで10分の休憩。
最後は「二番煎じ」。
これは本寸法で真面目にやった。
以前に扇治(岐阜県出身)さんで聞いたことがあったので、噺は知ってはいたがさすがに寒い風景の描写が半端なく上手かった。
各人の演じ分けも見事。
軽い噺(浮世床)から徐々に会場を暖めて行き、最後はどーんと古典をたっぷり聞かせ切る。
参った。
すごい!師匠!
会場を出ると、またもや吹雪になっていた。
それにしてもチラシの写真。
ほかに無かったのかね?笑
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