カミさんの親戚が亡くなったので、神奈川の厚木市に日帰りでカミさんが葬儀に行ってきた。
向こうの家族とこちらの家族だけで行われたらしい。
田舎の葬式に慣れていた彼女にはなかなかとショッキングな体験だったようだ。
たった一人しか残っていない身内・弟(彼女の父親)にも病状を知らせず、亡くなってから連絡してきたことに、父親も彼女も憤っていたが、近所付き合いもまったく無く、ドライな生活をしていれば、こんな終末の選択もあるのだろう(当の本人が弟には知らせるな、と固く口止めをしていたことも遠因にあるのかも知れないが)。
私が死んだら家族葬にしてもらおうかな?そのほうが簡単でいいじゃん。
帰ってきたカミさんが呟く。
残された子供たちが、葬式や忌明けの法事などで煩わしい「しきたり」に心を悩ませることを心配した、母親としての優しさだ。
葬式積み立てもしているしね!と笑う彼女。
でもな、お父さんは普通の葬式をしてくれよな。
理由は秘密で。
向こうの家族とこちらの家族だけで行われたらしい。
田舎の葬式に慣れていた彼女にはなかなかとショッキングな体験だったようだ。
たった一人しか残っていない身内・弟(彼女の父親)にも病状を知らせず、亡くなってから連絡してきたことに、父親も彼女も憤っていたが、近所付き合いもまったく無く、ドライな生活をしていれば、こんな終末の選択もあるのだろう(当の本人が弟には知らせるな、と固く口止めをしていたことも遠因にあるのかも知れないが)。
私が死んだら家族葬にしてもらおうかな?そのほうが簡単でいいじゃん。
帰ってきたカミさんが呟く。
残された子供たちが、葬式や忌明けの法事などで煩わしい「しきたり」に心を悩ませることを心配した、母親としての優しさだ。
葬式積み立てもしているしね!と笑う彼女。
でもな、お父さんは普通の葬式をしてくれよな。
理由は秘密で。
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