「抜け雀」

2012年8月25日 落語
「抜け雀」
昨日の夜に柳家さん喬の「抜け雀」をNHKで見る。
見終わってから、そういえば十代か二十代前半ぐらいにこの話を聞いたような記憶が蘇ってきた。
まあ初見のようなものだったが、さすがさん喬師匠、上手い。

内容は「竹の水仙」と同じ、名人による奇跡の技の話だが、話が進んで行くうちにどんどんと引き込まれていく話芸の素晴らしさ。
幸せだなぁ・・・。
プロとアマとの違いは、落語の上手い下手じゃないんだそうだ。
所定の時間にきちんと収められるのがプロで、どこをどう縮めるかが腕の見せどころ、というのをある落語通のプログで知った。

まくらもそこそこに本題に入り、昨今に多いくだらないギャグも入れず時間ぴったりに終わったのは、想像するに30分番組なので主催者からの28,9分でのお願いします、との事だったのだろう。
時間が余ってしまい、最後に意味もないインタビューを入れていた木久扇とは大違いだ。

本寸法の本格落語を聞かせていただき、ありがとうございました。
(再放送2012年8月27日(月)15時00分〜15時30分。皆さんには録画をして、是非とも名人芸を堪能して欲しいものです)

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索