「私と寅さん」

2009年8月10日 日常
何にでも言えることだが、きっかけはほんの些細なことだった。
NHKBSで「男はつらいよ」全作品を放送中、たまたま店主の一番好きだった「寅次郎相合い傘」をこれまた偶然にテレビで観ることになる。
懐かしさとリリーのあまりにも美しさに浅丘ルリ子の出演した全4作が無性に観たくなった。

DVDがどうしても欲しくなりアマゾンで11作、15作、25作を買う。
ちょうどこの頃オークションの出品にはまりだし、たまたままとめて処分したと思われる「男はつらいよ」のパンフをブックオフで見つけ、10冊1050円で手に入れる。
まだパンフの価値が高かったこともあり、1冊が1000円程度で売れ「男はつらいよ」のパンフを夢中になって探すようになる。
リリーの出た映画の、パンフやチラシ、ロビーカードが欲しくなり集めだす。

シリーズが始まった1969年前後頃というのは、映画産業が不安定な時期であったらしく、劇場用パンフレットが作られないことが多かったようだ。
実際、第6話の純情篇がこのシリーズ初めてのパンフレットということになる。
当然、この時代の物は希少価値があり、店主が古物商の資格を取ろうとしていた時期と重なったこともあり11作の「忘れな草」までパンフを集めようとした。

男はつらいよ40周年イベントが始まり、衛星劇場で毎月2本放送することを知り契約することになる。
DVDに録画していくと全部集めたくなり、パンフレットもチラシも・・・。
家ではカミさんだけではなく子供まで「おとーさん!また寅さん見てるの?」と言われ、非常に肩身の狭い思いをしている(汗。

現状を書くと、DVDはシリーズ48作中35作所有し(※1)パンフはあと4冊で全部揃うことになる。
もう少しで両方とも全て揃うのだが、そのあとこの収集癖はどこへ向かうのか?自分のことながら、すこし心配している今日この頃なのである。

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