「たとえ万が一にもわたしがお引き受けすることはありません」

ＷＢＣの日本代表監督の有力候補だった星野が、自身のホームページで監督を引き受けることがないことを表明した。

「五輪以降の「犯罪者扱いのような批判やバッシング」の中で～」と、ＨＰではあるようだが、その原因を作ったのは自分自身であることをまず猛省すべきだろう。
「金メダルしかいらない」などと根拠の無い自信で世間をその気にさせておいて、まさかのメダル無しでは国民の怒りは収まらない。

加えてケガ人や明らかに調子落ちと思われる選手を連れて行き、これまた理解不可能な采配を見せ付けられては、フラストレーションも溜まるというものだ。
そしてこれらが爆発したのが帰国後の「言い訳会見」だろう。
言い訳はしないと言って置きながら、ボールが違うだのストライクゾーンがどうのこうのという見苦しい釈明に終始し、ＷＢＣでリベンジさせて欲しいなどという身勝手なお願いに国民はキレた。

個人的には中日や阪神から優勝をもぎ取った犯人は星野だと考えている。
とくに中日などは、夏場の一番苦しい時に５人（香港代表のチェンも含む）も有力選手を取られたんだから、そんなんじゃ優勝なんてできないよ。
読売ファンやマスコミはメークレジェンドなどと浮かれているが、全てはナベツネの描いたシナリオに星野が乗った（逆もあり）だけだ。


西武が優勝し、セ・リーグのＣＳ第二ステージが始まったこの日に監督辞退の発表するとは、なんとも姑息な手を使うものだ。
彼の性格が垣間見えるというものである。