JRAに依存している人たちは辛い一週間だったと想像する。
競馬をやらない人達から見れば、馬が買いたかったら地方競馬があるし、ギャンブルなら競輪も競艇もあると思うだろうが、現実としてなかなかそちらには流れてはいかないのである。
平日に地方競馬を買う店主のような存在は、JRA人口から言えば1割あるかどうかだろう。

で、今回の騒動。
一番の問題は、JRAの情報公開が不完全だったということか。
インフルエンザに感染(陽性反応あり)していても発熱していなければレースに出られる(農水省→JRAへの通達)。
ここがファンには分かり難いところだ。

そして混乱を恐れてか、発覚から先週末にかけて(ファンが情報を一番知りたがっていた時)JRAからの積極的な広報活動はなかった。
グリーンチャンネルやHPを持っているのに情報発信をしてこなかった。
ここは真摯に反省してもらいたいところだ。

実際問題として、元気な陽性馬(発熱していない馬)はレースに出られない。
当然、管理している調教師は不満があるだろうと思う。
これではお題目のように唱えてきた「公正な競馬」が実施できるのだろうか?
不安であり不満だ。

過剰にハードルを上げてしまうと、今度は地方競馬の存続にも関係してくる。
正直こちらのほうが心配だ。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索