巷間、世間では評判の悪いNHKだが、教育テレビに限れば昔からかなり頑張っていると思う。
趣味・実益番組は勿論のこと、店主イチオシの「ピタゴラスイッチ」や、「画伯」の称号まで授けられた歌のおねえさんこと「はいだしょうこ」氏を要する「おかあさんといっしょ」、デカレンジャーのピンク役の菊池美香(個人的に好み)が出演する「ニャンちゅうワールド放送局」などなど(汗。



日曜日の夕方、家族で食事中に見る番組で最近多いのが標題の番組だ。

http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/index.html

全国の小・中学校で頑張っている先生達の授業を紹介するだけの内容だが、これがなかなか面白い。
PTA会長だから見始めたのではなくて、偶然この番組と巡り合ったのだが、親より是非とも教師に見て欲しい!と痛切に感じる番組ではある。

うちの学校にこんな先生がいてくれたらなぁ、といつも思うのだが、無いものねだりをしても仕方ない。
せめて各先生たちには、「教えることのプロ」を目指して頑張って欲しいと思う。
授業の進め方の下手な教師・クラスをまとめられない教師はクビにしてもいいくらいだと、個人的にはそう思う。
忙しい忙しいとみんな言うが、ちゃんと実のある授業をしている教師がいる。


今年早々、六年生の国語の先生の授業で宮沢賢治の「やまなし」を放送(再放送)した時、次女が「あっ、これ学校でやった!」と叫んだ。
終わってから自分の時と比べてどうだった?と聞いたが、全然内容の違う授業だったらしい。
テレビのほうがとてもよく理解できたと言っていた。

今はどうなのか知らないが、ちょっと前までは教科書には二つあった。一つは子供用で、もう一つは教師用。
教師用には赤い字で、ポイントや教え方が書いてあった。
当然PTA(世間)には秘密にされており、全国で教え方に差が無いように(?)との国の配慮だったのだろうか?

使う使わないは自由なのだろうが、本人のやる気のある・なしでその本の使用法は変わってくる。
通称「赤本」はおそらく今でも健在なのだろう、と思う。
これから先、確実に教師が余ってくるこのご時勢、いよいよというかようやく教師も厳しい時代に突入する。

最近話題の「教員免許更新の10年」なんて入り口に過ぎないと思う。
毎年の査定次第で「首切り」なんてことが、もう笑い話で無くなる時代がやって来るのかも・・。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索