赤い糸

2007年2月23日 日常
「運命の赤い糸」

「将来結ばれるべき男女は、小指と小指を(見えない)運命の赤い糸で結ばれている」

信じる信じないに関わらずよく言われる伝説である。
これは宋の時代の中国で書かれた「太平広記」にある「定婚店」という話に由来するもの。

韋固という青年が縁談相手の娘と会うために出かけていくと、月明かりの下で1人の老人に出会う。
その老人はその縁談がうまく行かないと告げ、結ばれるべき相手は「この赤い縄で足と足が結ばれている」と、韋固と結ばれている貧しい幼女を紹介した。
怒った韋固はある男に幼女を刺すよう命じ額に傷をつける。
その数年後に韋固が結婚した娘の額にはその傷がついていたという話。

これが日本に伝わり、約束の意味で使われる手の小指に、そして縄が糸に変わったのだと言われる。
他にも日本の「古事記」で、娘のもとに通ってくる男の正体を突き止めるために衣の裾に赤い糸を通して追いかけたという話もあるが、現在の「運命の赤い糸」伝説に近いのは中国の話の方だと考えられている。

「雑学辞典の小部屋」から引用



もう「若くない」と自覚するようになると、よく昔を思い出すようになる。
いいことや、わるいこと。

若い頃は、自分が歳を取るなんてまったく考えなかった。
時間は無限にあると錯覚していた。

今の若者を見ていると、もっと時間を大切にしろよ、といいたくなるが、昔は自分も年寄りからそう思われていたんだろうな。

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