昨年の12月のある日。

取引先の忘年会に呼ばれ、工場長と共に出席する。
ウチの会社が事業転換してから始めてのお客さんとなったこの会社は、今でも売り上げの半分を占める大事なお得意さんだ。
本来ならこちらが接待をしなければいけないのだが・・。

宴会の途中、秋から入社した事務員(定年を過ぎた男性)と話す機会があった。
実家が神戸だと聞いて、10年前の地震はどうでしたか?と聞いてみた。



「おかげさまで怪我は無かったのですが、家は半壊ですわ」



彼は当時からもう岐阜いて、この先も神戸には帰る気はないという。



「もうね、昔の○○ちゃいますわ。
昔の面影は、・・全然ないですね」



※○○=地名。彼の故郷だが、どこだったかは酔っていたため失念。

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