新規参入に楽天が決定した。
旬が過ぎてしまった話題ではあるが少し書きたいと思う。

まあ、既定路線そのままの結果だった。
ライブドアはオーナーの全てを敵に回した格好になり、そりゃ無理だわな。
楽天は当初、神戸か大阪を本拠地にするとの姿勢を見せていたが、ライブドアと同じ仙台に決定したのが決め手となった。
もうこの段階で楽天の勝利は決まったと言える。
場所も同じ、球場も同じなら規模の大きい会社に決定することにどこからも反論はでないだろう。

この本拠地決定の裏には、恐らく堤か渡辺あるいはオリックスの社長の入れ知恵があったのではないかと噂されている。
なにしろ「渡辺の靴を舐めた」(※注2)とまで言われた楽天の社長であるからして、そつなくオーナー達の周りを立ち回ったことは容易に想像できる。

堀江社長が何故ネクタイをしないのかは不明だが、彼の格好(Tシャツ姿)が大企業の経営者の大部分を敵に回したことは事実だ。
社長がどんな服を着ようが各自の勝手だが、社会人としてのモラルを疑われてしまった。
会社と会社とのお付き合いで一番重要なことは「信用」だ。
その重大さに堀江社長が気が付かなかったのが一番の敗因だと言える。

しかし、一番おいしかったのでは彼ではないか?
プロ野球は来年から交流戦が始まるとはいえ、あとは今年と何も変わらない。
楽天は後だしジャンケンに勝ったと陰口を言われ、東北で思いのほか人気がない。
厳しい球団経営を強いられるのは明白だ。
ライブドアは審査に負けたことで逆に彼の人気が上がり、社長の男を上げた。
ネームバリューも上昇し、日本全国で認知された。
宣伝効果は抜群だ。

もし彼がそこまで考えていたのなら、只者ではない。
切れ者か?
それとも単なるツキ男か?
もう少し様子を見てみたい人物である。

◆「笠松競馬を立て直して欲しい」と地元競馬関係者が彼にお願いに行き、近く岐阜県知事との会談が行われる予定になっているが、こちらのほうが店主にとって切実な問題である。
この問題については、いずれ日記に書きたいと思っている。

※注1
「ホリエモン」は、彼の所有する競争馬の名前。
※注2
本当は舐めてないので誤解のないように。
あくまで例えです。

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