衝撃的なニュースから、一週間以上が経過した。

世論(マスコミ?)は、やはり1リーグ制に興味があるようだ。
当事者であるパ・リーグを注目していたが、どうやら彼らには自分たちのリーグを立て直す気がないようだ。
というより、早くセ・リーグ(というか読売)に吸収して欲しくてしかたないようにも見える。

自分達のポリシーがない。
自分達の主張が出来ない。
自分達では何も決められない。
・・・。

ないない尽くしだなぁ・・・。
これじゃ、パ・リーグファンが可哀相すぎる。
球団を減らす事は、野球選手の人口(リトルリーグからプロ野球まで)を減らす事になり、明らかに「野球」というスポーツが衰退してしまうと思うのだが・・・(詳しくは後日ゆっくりと)。

近鉄球団社長のコメントを見たが、チームへの愛情がまったく感じられなかった。
赤字が毎年40億円ある事を強調していたが、それは今始まったことではない。
近鉄本社の宣伝費として、ずっっっっと何年も黙認されて来た事を、いまさら持ち出してくるのは片腹痛い。
客が入らないと言われているが、観客動員数では広島カープとそんなには変わらないよ。

彼は近鉄本社からの出向なので、そもそも球団を良くしようなんて考えていないのは周知の事実。
オーナーに相談せず独断で合併を進めた、などというとんでもない話も耳にしたが、真偽の程は分からない。
しかし、未だに近鉄オーナーの会見が無いのは不可解ではある。
この球団は、昔から選手や裏方さんに冷たい事で有名だったので、それほど驚かなかったが、それにしても情けない。

オリックスは、球団の体質改善をしようと外部から人材を補強したり、まじめに球団経営を考えているんだなぁ、と評価していただけに裏切られた気持ち。

今回の出来事、すべては放送権料やライセンス・グッズなどの収入が、セ・リーグと違い過ぎる事に起因している。
今のプロ野球界が、すべて読売を中心に回っている事が問題であるのだ。

「共存繁栄」が徹底しているメジャーリーグと比べると、日本のプロ野球機構は、お粗末の一言。
利益を分配せず、関係者だけで貪れば貧富の差は広がるばかりだ。
早かれ遅かれこうなる事は分かっていたのに、何もしなかったツケが今、回って来たのだ。

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