イラクで人質になった三人に、実費を請求するらしい。
日本政府は果てしないバカだな。

事件が起きてすぐ、三人は山で遭難したのと同じだから、賠償金を請求される覚悟はあるのか?という意見も、実は耳にしていた。
だが、それは違うだろう。
彼らは観光でいった訳ではない、と以前の日記にも書いた。
困っている人を助けたいという、阪神淡路大震災後ようやく日本に根付きだしたボランティア活動の高まりの中で起きた結果なのだ(ジャーナリストは除く)。

店主はその精神は尊重するし称えるが、地元の人間も敬遠するような場所へ無理して行く事までは同調できない、というスタンスである。
殺されるかも知れない、と覚悟しなければやれないボランティアなどあってはいけないのだ。

政府はこの事件の解決に向けて何をやったのか?
首相や官房長官が関係者の努力を強調していたが本当のところ、
関係各所に一応お願いしておいて、後は解放の連絡をずっと徹夜で待っていただけなのだろう、と想像する。

首相はツイていただけだ。
三人を批判できる立場にはないと言っておこう。

しかし本当の問題は、日本ではたかだか5人が人質になったと大騒ぎしていたこの時期に、イラクではアメリカの民間人が4人殺されただけで、報復として数百人のイラク民間人が殺害されている事なのだ。

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