牡丹桜

2003年8月14日
線香花火が、安い中国産に押され数年前から国内で生産されなくなりました。
それを憂いた愛知県の花火師が、試行作後を繰り返し完成したのがこの「牡丹桜」です。

国内ではもう手に入らない火薬などや、和紙を絞っていく職人もいないなど、とても苦労したとのことです。
現在、数社が国内で製造・販売していますが、もとは「三州火工株式会社」のこの製品が元になっています。
ホームページも持たず製造・販売し、通販も電話のみで受け付けている、昔ながらの会社です。

25本千円。
安くはありません。
店主は1箱注文しましたが、送料など全て込みで1570円支払いました。
紙の箱に入って和紙に包まれている線香花火は、燃やすのがもったいないくらいです。

昔は当たり前だった国産の線香花火ですが、現在は手間とお金をかけないと味わえないのが寂しいですね。

しみじみと、時間をかけて遊ばせていただきました。

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