時の流れ

2003年3月9日
あの「ロス疑惑」が終わった。

最高裁は二審の逆転無罪判決を受け、三浦和義被告に対し、検察側の上告を棄却した。
つまり無罪が決定したのである。

別の「殴打事件」では有罪が確定しているので、全体を見ればすっきりしない結果になった。

シロでもなくクロでもなく灰色だが、「疑わしくは被告人の利益」にが適用されたわけだ。

店主の感想としては、
「いやー、年とったねー、三浦くん」

坊主頭には白髪が目立ち、無精ひげのその顔は、20年という歳月がはっきりと見てとれた。
あの頃は日本全体が彼の敵だった。
逮捕し、警察署への連行を生中継したのは、国民感情を考えると自然な流れだった。

しかし彼が獄中から、名誉毀損で訴えた案件は連戦連勝。
ほとんど勝利した。

マスコミの対応が非難された。
もし彼が本当に無実であるなら、人権侵害も甚だしく、これを自分に置き換えれば寒気がする。

では、真犯人は誰なのか?
これが分からなければいつまで経っても
「ロス疑惑」は終わらない。

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